イベント

2016年7月21日 (木)

編集で生まれた「アーチェリーハント」

アーチェリーとサバイバルゲーム、ドッジボールの要素を組み合わせた、新しいパーティスポーツ 『アーチェリーハント』 の人気が急上昇しています。

すでにあるものを組み合わせて、新しいアクティビティを作るのって、まさしく編集のお仕事。

雑誌&書籍編集者でもある僕としては、この点に、とても興味をひかれました。

というわけで、フィールドワークに行ってきます。

どんな方が、どんなふうに遊んで、どんな気持ちになるのかを、現場に見に行くわけです。

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東京会場は ラモスフィールドインドアフットサル(東京都江東区東雲)
大阪会場は ノア・フットサルステージ久宝寺(大阪府八尾市龍華町)
イベントの詳細はこちらです。


ナビゲーター・ツーリング専門会社 『K2 Bike TRAVEL』代表という立場からすると、バイクやツーリングと、何を組み合わせて、みなさんにしんでもらおうかって……どんどん想像が膨らんじゃいますね。

2015年5月19日 (火)

エアレース初観戦 ― 日本初だからこそ③

予習が大事?

前の記事でくどくどと説明したような基本情報や競技ルールを知りたかったら、事前に自分でしっかり勉強していくか、観戦後にあれこれ調べるしかありません。

もちろん会場でも概略は説明してくれますが、あの程度ではよくわからない。あまり予習せずに観戦した場合、次々と浮かんでくる疑問に、場内アナウンス(解説)はほとんど答えてくれません。

これが「全員でよ~いドン。速いやつが勝ち!」というレースならいいんですが、1機ずつのタイムトライアルとなると、やっぱり「何がすごくて、どこがタイムを削るポイントで、いま飛んでいる選手の妙技は」といったあたりを解説してくれないと、面白みが半減してしまいますね。

実は、初めてドラッグレースを観に行ったときもそうでした。「どこが難しくて、そのために選手が何をやっているか」を知っていると、すごく面白い競技なんですが……何も知らずに観に行くと、途中で興味が薄くなってしまうんです。 鈴鹿8耐もそうかもしれません。

戦略競技

エアレースに話を戻しましょう。この競技をライダー風に言うと「空中コースで競うジムカーナ」となります。

僕は練習フライトからずっと見ていたので、徐々にコースも分かってきて、選手によるライン取りの違いにも気が付くようになりました。

たとえば……
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同じ場所でも、選手によってこれだけ飛行ラインが違うんです。

すると、これをUターンして次のゲートへ向かうときも、アプローチにこれだけの差が生まれます。

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で、「どっちのほうがラップタイムがいいのか?」とか「機体による違いは?」とかに興味が向かっていくと、どんどん面白くなるんですが、そのあたりは17日夜のBS特番を見ながら深く理解した次第でして…… f(^^;

特に初めて観る競技の場合は、何をどう予習しておけばいいのかもわからないので、ある程度、勉強していっても次々に疑問が出てきます。だからこそ、お客さんをどんどんこの競技の面白さに引き込んでいく場内解説がほしかったなぁと思いました。

ちなみに、場内放送ではタイムスケジュールの案内もほとんどされないので、僕の周囲では「次は何時なの?」という声もよく聞かれました。

情報発信が重要

というわけで、エアレース初観戦で気付いたことをまとめておきます。

①イベントの運営側は、観戦者が競技への理解を深め、より興味を持ってもらえるような情報発信に努めなければ、エアレースのファンになりにくい。それに、来年もわざわざ高い観戦料を払って観に来ようとは思わない(CG解説が豊富なBS放送でいいや…と思ってしまう)。

②そのためには、特に、初めて観に来た人に「当然、浮かぶであろう疑問」に、次々と答えていくことが重要。

③五感のうち、できるだけ多くの感覚を刺激されたほうが、臨場感が増して楽しい。その点で今回は、コースから遠い観戦スタンドで見ているバイク&フォーミュラカーレースに近い感じで、少し物足りなさがあった。(ちなみに僕は会場中央のプレスエリア付近を中心に観戦していました)

④タイムスケジュールや空いているトイレ、休憩時間のおすすめの過ごし方といった案内放送が少なすぎて、お客さん達が困っていた。

⑤レースはやっぱり「練習→予選→決勝」と観て、選手たちの進歩を実感するのが楽しい。

⑥わかりやすさや臨場感の強さでは、モトクロスやD1グランプリ、F1のほうが上回る。

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僕は飛行機を運転したことがないので、パイロットの操縦技術のすごさや心理状態をイメージできません。これが臨場感や面白みを薄くしたことは否めないでしょう。
ただ、僕の隣りで観戦していた初老のご夫婦は自家用飛行機を楽しんでいるらしく……その旦那様が奥様に優しく解説しているアレコレは、とてもわかりやすく面白かったんです。だから、やっぱり解説って大事なんだと思います。

はい、「他人のふり見て、我がふり直せ」ですから、K2バイクトラベルにいらっしゃた方に同じことを言われないように精進いたします。

P.S. 僕もあんな飛行機を運転してみたい!! ブルーインパルスを観に行きたい!!

エアレース初観戦 ― 日本初だからこそ②

意外と静か?!

F1カーやジェット戦闘機に近い迫力があるのかと思っていたので、エアレーサーの第一印象は「意外と静かだなぁ」というものでした。

花火を間近に見たときのような衝撃波も、においも、味もありません。つまり、五感のうちの視覚と聴覚しか刺激されないので、期待していたほどの臨場感がなかったんです。

ちなみにエンジンとプロペラは規定により共通となっており、機体は3種類が存在します。

水平対向6気筒
540_carousel_2エンジンは世界最大の航空機エンジンメーカー『ライカミング』製の空冷8849cc水平対向6気筒(左写真は540シリーズのもの/同社HPより抜粋)で、型式は「AEIO-540-EXP」。

このAEはエアロバティック(曲芸飛行)用、Iはフューエルインジェクション、Oは水平対向、540は540キュービックインチ(8849cc)、EXPはエアレース専用にチューニングされていることを示すそうです。

最高出力はおよそ340~350ps、機体の重さは540㎏。レース開始時の最高速度は370km/h、競技中の最大Gは「10G」に制限されていて、この数字を超えるとペナルティが課せられます。

会場各所に設置された大型モニターでデータを確認すると、おおむね300~370km/hで飛んでいることや、簡単に10Gを超えてしまうことがわかります。

参考のためにF1カーのデータを拾ってみましょう。

現在のエンジンの基本は1600cc水冷V6ターボで、ブレーキ回生システムや電動アシストシステムが組み込まれています。最高出力はモーターを含めて約850ps、車体の最低重量は701kg、コーナリング中の最大横Gは「4~5G」、最高速度は340km/h程度。

なるほど、エアレーサーが「空のF1」と呼ばれるのも、もっともですね。機体の動きも、F1カーに匹敵する俊敏さを誇ります。

3種類の機体は11:2:1

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●写真左:もっとも人気の高い機体はEDGE 540 V3/V2(アメリカ製)で、14選手中11選手がこれに乗ります。スチールチューブフレームにカーボンファイバー対象翼を組み合わせており、全長は6.3m、翼長は7.44mです。
●写真中央:14選手中ふたりの選手がMXS-R(アメリカ製)に乗ります。機体も翼もカーボンファイバー製で、空力特性を優先した美しいデザインが特徴とのこと。全長は6.51m、翼長は7.32m。

●写真右:エアレースの創案者でもあるピーター・ベネゼイ選手が乗るCORVUS RACER 540は、氏の生まれ故郷のハンガリー製。クロモリ鋼管フレームにカーボンファイバー対象翼を組み合わせ、最高速度は3機種中最高の444km/h(他機は約425.97km/h)を誇ります。

エアゲートでは機体を水平に

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コース中に5か所設定されたエアゲート(左右にパイロンが並んでいるタイプの関門)は、機体を水平にして通過しなくてはなりません。

旋回中にゲートに差しかかる場合は、通過する瞬間だけ機体を「バンク状態→水平状態」にして、瞬時に再び「バンク状態」に戻ります。

機体がパイロンに接触すると、パイロンはスパッと切れる構造(ペナルティが課せられます)。その修復は90秒以内にできるように設計されているそうです。
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本題に入る前に、だいぶ長くなったので、回を改めます。

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