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2015年8月13日 (木)

[SP忠男] パワーボックス for MT-09/TRACER MT-07

いつも使うところが「気持ちいい」

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SP忠男は昔から「お客さんの声」をとても大事にしてきたマフラーメーカーです。いまでも毎週のように各地で体験試乗会を開催し、の声に耳を傾け続けています。

だからでしょう、「常用域が大事」「特に6000rpmまでの面白さが求められている」と言い始めたのも、SP忠男が最初だったと記憶しています。

もうひとつありがたいのは、コストパフォーマンスを重視してくれていること。下町気質と言いましょうか、庶民の味方であり続けてくれています。

近年の開発コンセプトは「気持ちいい」。

市街地でもスロットルを開けやすく、意のままに操れる。そして面白い。そんな設計思想を象徴しているのが『パワーボックス』と名付けられたショート管です。


MT-09 TRACER完全無欠のツーリングマフラー

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まず、トレーサー用パワーボックス(17万8200円・政府認証品・車検対応)から、その乗り味をお伝えしていきましょう。

実はこれ、エンジンを始動して軽く暖機運転しているときから、出来のよさが伝わってきました。音量は都心でも気が引けないジェントルさですが、音質は高級で上質。エンジンの回り方も緻密です。ガソリンがきれいに燃えているような感触があります。

1速にシフトしてクラッチをミートすると、むっちりとしたトルクが湧き上がり、なんとも豊かな気分になりました。

エンジンとタイヤ、サスペンションを温めながら、様々な走り方を試してみると、アイドリング~ピーク域までまったくよどみがなく、美しくトルクが紡ぎ出されてくることがわかります。エンジンブレーキのかかり具合も絶妙の一言。

Sptadaomt09tracer2スロットルを戻したときのヴォ~ッという共鳴音もたまりません。この音は、最近乗ったマフラーの中でもNo.1。ぶっとい中間サイレンサーの賜物だと思います。

これほど扱いやすくて意のままなら、ソロで長旅に行っても疲れませんし、パッセンジャーを大切にしながら2人旅を楽しむのにも向いています。仲間とマスツーリングに出かけて、ペースが上がらないときでもストレスがたまりません。

それでいて大きくスロットルを開ければ、リヤタイヤがしっかりと路面をつかみ、グイグイと前に進んでいくのですから文句なし!

状況が許すなら、スロットルが全開に近付くにつれて、フロントタイヤがキレイに数cmほど浮き上がってきて、GPライダーのような気分に浸ることも可能。このあたりは昔からトラクションにこだわってきたSP忠男の真骨頂と言えましょう。

そんなわけで、僕がトレーサーのオーナーだったら『パワーボックス』を即買いしています。雨が降ろうが、風が吹こうが、ペースが遅かろうが、疲れていようが、優しくしてくれて、いつのまにかライダーを笑顔にしてしまう包容力があるからです。

1台で幅広く遊びたい、1本ですべての要望を満たしたい。そう考えたとき、これはイチオシのマフラーだと思います。


MT-09ヤンチャで濃厚な味わい

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一方のMT-09用パワーボックス(17万640円・政府認証品・車検対応)は常用域の扱いやすさを大切にしながらもヤンチャさを残した味付けで、7000~11000rpm野太いサウンドにも胸が躍ります。

キャブレター仕様のチューニングカーのような雰囲気と言ったら、想像してもらえるでしょうか。この音質には極太φ120mmの中間サイレンサーが大きく貢献していると感じます。

Sptadaomt092リヤタイヤがガッチリと路面に噛み込んで猛然とダッシュしていくトラクションの濃厚さも見事です。

路面の1粒1粒が感じ取れるほど、接地感がリニアで鮮明。これは『パワーボックス』でなければ味わえない旨みです。

振り返ってみると、SP忠男は15年も前から『ピュアスポーツ』というマフラーでこうしたトラクションフィーリングを確立。僕たちを感動させ続けてきました。

そのノウハウの深さ、モノづくりの底力を、MT-09に乗って再認識した次第です。

ただ単に乗りやすいだけではなく、気骨のあるスポーツ性がほしい。うるさいのは嫌だけど、ドスのきいた野太い排気音はほしい。そんな方に最適なのだ、MT-09用の『パワーボックス』と言えましょう。


MT-07ドコドコし過ぎない都会派

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MT-07用パワーボックス(14万9040円・政府認証品・車検対応)は鼓動感を強調しすぎていないし、排気音も抑え気味。

これなら初めてツインに乗る方でも扱いやすく、閑静な住宅地でも気が引けません。ロングランでも疲れにくいから、ツーリング派にも向いています。

その意味では、ツインマニア向けに趣味性を追求したマフラーではなく、等身大の愉快感を重視したマフラーに位置づけられるでしょう。

それでもSTDに比べれば、はるかに鼓動感が生き生きとしていて、トラクションもリアル。SP忠男らしさが込められた1本です。

よく考えると、こうしたコンセプトは「ありそうでなかった」し、MT-07オーナーに最も求められている乗り味だとも思います。

こうして3車3様にキッチリと作り分けられるのは、日頃から多くのユーザーに接し続け、ユーザーのために製品を開発しているからに違いありません。

せっかくの機会ですから、SP忠男の体験試乗会に足を運び、同社のモノづくり哲学に触れてみてはいかがでしょうか? そして、バイクにとって最も重要な「トラクション」をしっかりと自分の体で体験してみることをオススメいたします。

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